夢つむブログ7 ~つながろう、やってみよう~


計根別学園ナンバー1の科学者。最近、頭髪と肉体の衰えに科学の力で立ち向かえないかと真剣に考えている わたし がお送りします。

 4月に赴任し、新しく始まった計根別学園での生活にワクワクし、みんなとの距離も少しずつ縮まりかけてきた矢先に、休校になってしまいとても残念です。うちの子どもたち(小3娘、中3息子)も早く学校に行きたいと、毎日家で不満を募らせています。きっと、みんなも早く学校で友だちと思い切り遊んだり、勉強したり、おしゃべりしたりしたくてうずうずしていることでしょう。そんなみんなの気持ちが少しでもまぎれ、おうちの人と楽しんでもらえたらと思い、こんなプロジェクトを考えました。


プロジェクト内容
 今回は、頭と指先を使い楽しくできる科学を利用した工作をご紹介します。その名も『簡単リニアモーターカー』です。


 () 準備するもの
塩ビ管     ・今回は外形18mmを使用しました。
         ・長さは適当です。50㎝もあれば十分です。
銅線      ・0.90㎜
      ・長さは長いほどレールを長くできます。
      ・エナメル線などの被膜のついたものは電流が                                 流れないので不可です。表面加工のないもの
       にしましょう。
磁石 ・強力なネオジム磁石です。100均に売っている超強力磁石 も可能です。
電池 ・単4が軽くておすすめです。   配線カバー・巻いたコイルが収まるくらいのもの。    両面テープ・ちょっと厚めの粘着力の強いもの。




 

 

 

 


 () 作り方
①銅線を塩ビ管に巻き付ける。巻き始めをテープで固定するなどして隙間なく、きっちり
 巻いていく。
② ①のコイルを何本か作り、塩ビ管から外して配線カバーと両面テープでつないでい
  く。


③ 乾電池のプラス極とマイナス極にネオジム磁石をつける。プラス極のでっぱりが安定

 しなければ、厚紙などをドーナツ形に切り抜いてつけましょう。 
 
④ コイルの中に③の磁石を入れると、「あら、不思議!」磁石が勝手に走り出す。うまくいかないときは磁石の向きや電池の向きを変えていろいろ試してみましょう。



 ⑤ コイルを並べておいてその上を走らせることもできるよ。

 
※注意:ずっと走らせ続けたり、コイルの中に引っかかった状態で放置しておくと電池やコイルが過熱することがあります。


 おうちの人と一緒にぜひチャレンジしてみてください。ところで、電流と磁界の関係を勉強した9年生のみなさんなら、どうしてこんな単純な装置で電池が動くのか説明できますよね?

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