昨日(9月11日)、全校で一日防災学習を行いました。
1年生は新聞紙でスリッパづくり、2・3年生は防災カルタに挑戦し、楽しみながら防災知識を深めました。
4・5年生は防災食の体験を通して、非常時の食事の大切さを学びました。
6~9年生は、中標津町役場の防災係の方々と、いつもお世話になっている農業高校生と一緒に避難所設営を実施し、実際の場面を意識した活動を行いました。
とりわけ7年生は、1日防災学習とのつながりを意識し、夏休み明けから家庭科や総合的な学習の時間に、炊き出しに向けての防災食づくりの学習や避難所運営に備えた手話の学習、車いすや高齢者疑似体験等の福祉体験学習を行い、今回の宿泊学習に臨みました。
当日、日中は「DOはぐ」(地域の避難所生活や、避難所運営を自分事としてとらえ、地域の防災課題を見つけやすくする避難所運営ゲーム)や炊き出しを体験し、夜には、保護者や地域の方、手話の会の皆さんをお招きして避難所運営の実践的な学びを重ねました。
今朝も、高密度ポリエチレン袋でご飯を炊き、レトルトカレーや即席みそ汁づくりを行い、非常時の食事を実食しました。「あるもので、どう生き延びるか」「困難な状況で、互いを思いやり、協力し合うことの大切さ」などを学ぶよい機会でした。
学園の子どもたち一人一人が、防災を「自分ごと」として考える貴重な時間となりました。これらの学習の実施にかかわり、ご協力くださった中標津町教育委員会の皆様、中標津町地域防災係の方々、保護者の皆様、幼稚園・高校の先生方、CSの方々、地域の皆様、中標津町社会福祉協議会の皆様に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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